コンチネンタルは、コンバイナーHUDにより、ヘッドアップディスプレイ(HUD)用の拡張可能なソリューションの幅がさらに広がります。これはHUDの原理をコンパクトに実現した例で、フロントガラスHUDに密接に関連しているものの、設置スペースはさらに少なくなっています。「コンバイナー」と呼ばれる小型で透明なプラスチックディスクを、フロントガラスの代わりに情報を表示するミラーとして使用します。HUD技術の人間工学的優位性により、車内での非常に幅広い使用が可能です。コンバイナーHUDは、特に運転席のスペースが限られるスポーツカーなど、車両ファミリー全体に容易に統合できます。ウィンドシールドHUDと比べてコンバイナーHUDは、わずか半分強の設置スペースしか必要としません(適用方法によります)。これはフロントガラスをその光学経路に統合する必要がないために可能となっています。その代わりに、この経路は光学特性を最適化したコンバイナーの中に置かれます。好ましい状況下では、コンバイナーHUDは車内のたったひとつのミラーとして提供されます。これにより、構造が小型化するだけでなく非常に平坦になり、小型車、特にスポーツカーなどにもさらに容易に搭載できるようになります。コンバイナーはほぼ同じ人間工学的優位性を提供します。ドライバーは選択された情報を読み取っている最中も、交通状況から目を離さずにいることができます。道路と計器の表示を、かわるがわる見る必要はもうなくなります。
コンバイナーHUDの機能
参照
ホログラフィック ・ヘッドアップ・ディスプレイ
コンチネンタルは、DigiLens 社との戦略的パートナーシップを締結しました。シリコンバレ ーを拠点とする DigiLens 社は、ホログラフィック光導波路技術と関連マテリアル分野で実績 のある企業です。DigiLens 社が有する拡張現実および仮想現実に関する知見によって、コン チネンタルの自動車向け HUD 分野の経験やノウハウがさらに豊かに充実することでしょう。 今回の提携関係は、超薄型の拡張現実(AR)ヘッドアップディスプレイ(HUD)の開発を目 的としています。これにより、取付けスペースの大幅な削減と、AR-HUD(拡張現実感HUD) のさまざまな車両セグメント市場への浸透を目指しており、AR を利用した新たな機能の開 発も進んでいくことでしょう。
東京モーターショー2015にて初披露:統合型コンバイナー式HUD
コンチネンタルは、東京モーターショー2015で新しい統合型コンバイナー式HUDを発表しました。
この商品は、アジア市場、特に日本と中国向けにデザインされています。
AR-HUD – 言葉なしで対話するテクノロジー
2014年7月、ドイツ・バーベンハウゼン 車とドライバー間の対話の新しい形式を可能にするため、国際的な自動車部品サプライヤー、コンチネンタルは拡張現実ヘッドアップディスプレイ(AR-HUD)を開発しました。この表示システムでは交通状況が、ドライバーが見る通りにディスプレーシステムに拡張…
ヘッドアップディスプレイでドライバーの視野の中に道を表示
2014年7月、ドイツ・バーベンハウゼン ヘッドアップディスプレイ(HUD)はその発表以来、高級車向けイノベーションから、大量市場向け技術へと変化してきました。これは視覚的な有用性と、技術改善によるものです…
運転情報を向上する拡張現実ヘッドアップディスプレイを初披露
ドイツ、バーベンハウゼン、2014年7月国際的な自動車部品サプライヤーのコンチネンタルは、さらに一段階進化したヘッドアップディスプレイ(HUD)を提供します。拡張現実HUDは、車外前方の交通状況の光景を、仮想情報で補完し…
コンチネンタル、コンバイナ式ヘッドアップディスプレイを発表
2014年7月、ドイツ・バーベンハウゼン 国際的な自動車部品サプライヤーのコンチネンタルは、自動車におけるヒューマン・マシン・インターフェース(HMI) としてのヘッドアップディスプレイ(HUD) に向けて、拡張性あるソリューションを着実に拡張しています。このたび発表された…
目の届く範囲を越えて
ドイツ・バーベンハウゼン 国際的な自動車部品サプライヤー、コンチネンタルはデモンストレーション車で「拡張現実ヘッドアップディスプレイ」(AR-HUD)を発表しました。新たに開発されたこの技術は…
ドライバーが見る光景、そして業界を変える新型ヘッドアップディスプレイ
「拡張現実」ヘッドアップディスプレイは、フロントガラスの大部分をデータと画像を表示する場所として利用する技術で、ドライバーに見える道路の光景を大幅に変革します。コンチネンタルによれば、同社は2017年にある顧客向けに新型HUD技術を供給する製造契約を準備完了しました。記事全文をautonews.comで読む(本文は英語)
コンチネンタル:拡張現実ヘッドアップディスプレイを支える技術
国際的な自動車部品サプライヤーのコンチネンタルは、車とドライバーの間で新しい形の対話を促進する拡張現実ヘッドアップディスプレイ(AR-HUD)を開発中です。記事全文を読む automotiveworld.com (本文は英語版)
車載技術の視認を補助するヘッドアップディスプレイ
正確な入力を必要とするローカル検索などの接続サービスから、大量の警告を発する運転者支援システムまで、車載技術が増えるにしたがって、ドライバーが処理しなければならない視覚および聴覚の刺激も増えています。記事全文を読む PCMag (本文は英語)
コンチネンタル、2017年に向けて拡張現実ヘッドアップディスプレイを展示
国際的な自動車部品サプライヤーのコンチネンタルは、車とドライバーの間で新しい形の対話を促進する拡張現実ヘッドアップディスプレイ(AR-HUD)を開発中です。記事全文を読む autoevolution.com (本文は英語)